前回はソニー変額保険のざっくりとした概要をお伝えしました。
3つある種類の特徴はだいたいわかってもらえましたかね(/・ω・)/
今回は変額保険の特徴である、運用先の特徴と我が家の選択をお話しします♡
Contents
ソニー生命の特別勘定(運用先)
ソニー変額保険の特別勘定には8種類あります。
- 株式型:日本の株式を中心に投資を行う。
- 日本成長株式型:日本の株式を投資対象とする投資信託「フィデリティ・日本成長株・ファンドVA3」に投資を行う。
- 世界コア株式型:日本を含む世界の株式を投資対象とする投資信託「ワールドエクイティ・ファンドVL」に投資を行う。
- 世界株式型:日本を含む世界各国の株式に投資を行う。
- 債券型:国内の公社債を中心に分散投資を行う。
- 世界債券型:日本を含む世界各国の債券に投資を行う。
- 総合型:株式、公社債、短期金融商品をバランスよく組み合わせ安定的な資産の増大を目指す。
- 短期金融市場型:短期金利程度の運用利回りの確保を目標として運用を行う。8つの特別勘定の中では、最もローリスクローリターンのファンドらしい。
この8つの特別勘定の中から、自分で好きなものを選ぶことが出来ます。
しかし変額保険終身型は特別勘定のうち、株式の割合を50%以下にしないといけなくなりました。なので①~④の中から50%以内、⑤~⑧で50%以上を選択する必要があります。
一方、変額保険有期型と変額個人年金保険は割合制限はありません。
なのでここ数年の契約件数割合は有期型と個人年金が徐々に増えています。
我が家の選択は世界株式型一択
では、我が家の特別勘定の選択についてお話します。
ズバリ、世界株式一択です。
どういうことでしょう??
世界株式型で扱っている銘柄は「生活関連株」
世界株式型では、世界各国の有力な無形資産(ブランド)を保有する企業に注目し、運用のプロが保有銘柄を適宜組み替えて運用しています。
運用のプロ…世界株式型の運用助言会社はモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント株式会社です。
私ここはあまり詳しくないのですが、モルガン・スタンレーって聞く人が聞けばめっちゃすごい会社らしいんです。法人・機関投資家向けの証券業務が事業内容で、個人では関わることが出来ない会社です。
そんなすごい会社が運用助言してくれてるんですよ、すごい安心感。
主な保有銘柄は適宜組み替えてくれていて、ネットなどで確認できます。
ちなみに執筆時(2018年6月末時点)での資料の主な保有銘柄は以下の通りです。
見るとわかると思いますが、マイクロソフトやユニリーバ、VISAなど聞いたことある企業が多いですよね。
業種の割合は以下の通り、ソフトウェア・サービスが30%を占め、家庭用品や食品、飲料、タバコ、ヘルスケア、医薬品など、生活に欠かせないものに関わる銘柄ばかりです。
それが加筆時2020年5月時の主な保有銘柄がこちら。
結構組み替えられてますよね!!このように情勢にあわせて中身を組みかえてくれるので、私は何もしなくても良いんです😊
生活関連株は経済がどう転んでも生活に無くてはならないものばかりなので、景気に大きく影響されないという特徴があるみたいです。
そして運用がうまいからなのか、8つの特別勘定のうち世界株式型の運用実績は断トツで高いです。
世界株式型の運用実績がすごい
この保険が生まれたのが1986年頃、世界株式型の運用が始まったのが1999年ですが、なんと始まってからの騰落率(何パーセント変動したか)は+824%!!(2020年7月現在)初めからしてた人今頃どうなってんの!
年換算で平均11%を超えています!!
もちろん運用実績がマイナスになることもあります。過去2002年、2007年、2008年はマイナスでした。一番ひどくて2008年の-35.8%(リーマンショック時ですよね)、その時期を含めても平均11%ですからね。
ちなみに世界株式型がマイナスになるときには、他の特別勘定も高い割合でマイナスになります。きっと変額保険に入っている人でなくても、どの投資家さんもマイナスになってるでしょう。
ちなみに他の運用先の騰落率はこんな感じです。
2018年6月末時点の資料です。各特別勘定が設定された年はバラバラですが、いずれも1986年~2002年に設定されています。
- 株式型:設定来騰落率+135.97%、年換算+2.75%
- 日本成長株式型:設定来騰落率+163.49%、年換算+6.28%
- 世界コア株式型:設定来騰落率+151.52%、年換算+5.97%
- 世界株式型:設定来騰落率+713.86%、年換算+11.56%
- 債券型:設定来騰落率+257.42%、年換算+4.10%
- 世界債券型:設定来騰落率+81.79%、年換算+3.17%
- 総合型:設定来騰落率+226.09%、年換算+3.80%
- 短期金融市場型:設定来騰落率+2.36%、年換算+0.13%
いかに世界株式型の運用実績がいいかがわかると思います。断トツなんです。
もちろん毎月変動しているのでマイナスになる月もありますが、これが我が家がこの保険を運用する特別勘定を、世界株式型一択にした理由です。
考え方は長期運用、時間を味方に
変額保険に興味がある方に伝えたいのは、少なくとも15年以上は解約を考えないでほしいということです。
これは保険ですので、変額終身型・変額有期型には死亡保障があります。
支払金額のうち死亡・高度障害時の基本保証金の準備に充てられる金額と、運用に回る金額があります。割合は公表されていないはずですが、短期で解約すると解約返戻金は支払った金額より下回る可能性が高いです。
なので「月々の支払いが厳しくて解約したい…」なんてことにならないように、必ず支払える金額を設定するべきです。
運用があるため、他の積立保険よりは保証金額の割には月々の支払いは安めに設定してあります。そのため自分で無理ない金額を設定して続けていくことが大切です。
このように、満期の年齢の設定や、基本保険金の金額を色んなパターンで契約しています。
月払いの良いところはドル・コスト平均法が取れるところ。これは投資信託など、投資の基本的な考え方になります。このおかげで複利効果がより高まります。
ちなみに我が家は2016年4月から順々に契約していますが、2020年7月時点で月払いの運用実績は+7~11%になっています。
ソニー変額保険の設定している基準の運用実績が3.0%なので、運用実績が3.0%を上回れば変動保険金が増えていく仕組みです。
契約時にもらう設計書には0%、3%、6%の運用実績例が載っていますが、6%でもかなりの増え方です。
このまま年平均+10%を保ってくれたら…
世界株式型の良さが伝わったでしょうか?期待してます!モルガン・スタンレー様!
途中世界株式型の運用実績が他の特別勘定よりすごーく悪い場合など、年に12回までは自分で特別勘定割合の組み換えが出来ます!
手数料もなく、自分でネットでポチポチするだけ。私も1度、その当時順調だった「日本成長株式型」に一部組み替えてみたけど、結局世界株式型に戻しました(;’∀’)
※お客様WEBサービスの登録が必要です。
保険で運用はもったいない??
最近は円建て保険の利率がすごく下がっていて、保険で運用するなら自分で運用を!という流れになっていると思います。
私も毎月つみたてNISAで投資信託をやったり、少しずつ運用はしてみています。
それもこの変額保険で投資とは何かに興味を持てたからだと思います。
自分で証券会社開いて投資信託を買って…ということが難しい、面倒だと言う方にはソニー変額保険を始めることは有益だと思います✨
結果、ソニー変額保険に入ってよかった
もともと普通の看護師だし、運用の知識がそんなにあるわけでもないので自分で運用するには限界があります。ましてや働いてますし、子育てに手一杯のため投資に向き合う時間はあまりありません。
そんな私にはプロがすごい運用利率で運用してくれて、その上もしもの保証もついているこの変額保険は強い味方です。ほったらかしてるだけなんですもん。(って運用実績はチェックしちゃってますがw)
自分で年10%くらいの運用が出来る方には興味ない話かもしれませんが、私はこの保険と運用を兼ねたソニー変額保険は本当に入ってよかったと思ってます。
あ、別に勧めてないですよ。私は納得して入って、良かったよっていう話です。w
興味がある方はぜひソニー生命の方に直接相談してみてくださいね!前回にも記載しましたが、多くの保険を扱う代理店やFPさんからはちゃんとした説明が聞けないことも多いみたいです。なのでソニー生命の方に話を聞かれることをお勧めします。
次回は実際我が家が入っている変額保険の種類などを書こうと思ってます♡(いつになるのやら←)
読んでいただいてありがとうございました!